【イッテQ】ロボット火鍋、従業員の正体に鳥肌！実は人間だった！？
火鍋店のロボット従業員がSNSでバズる理由
中国・重慶市にある火鍋店で、「ロボット従業員」が注目を集めています。
カクカクとした動きに無表情、料理を運んだり、乾杯までしてしまうその姿はまるで本物のロボット。
日本のテレビ番組でも紹介され、SNSを中心に大きな話題となっています。
しかし、実はこのロボット従業員、なんと中身は“人間”。
この意外な事実がさらに注目を集めているのです。
重慶の火鍋店で「ロボット従業員」の正体がバレた！？
料理を運び、乾杯も！？リアルすぎる演技
動画では、女性型のロボットがスムーズに料理を運び、客と乾杯し、淡々と作業をこなしている様子が映っています。
🇨🇳🍲🤖pic.twitter.com/POKsXFdAPW
— བོད་ᗰIYᑌ💋བསྟན་འཛིན་མི་ཡུ་🎌 (@TenzinMiyu) November 21, 2023
A robot proprietress (or, like a robot?) appeared at a hot pot restaurant in Chongqing, China.🙄 中国・重慶の火鍋店にロボット女将（ロボットっぽい？）が現れた。
彼女の動きは終始ぎこちなく無表情で、遠目にはまさにロボットそのもの。
思わず「本物？」と疑ってしまうほどの完成度です。
実は正体は人間の女性！しかも店長だった
実はこのロボット従業員、正体はプロのダンサーとしても活躍する女性。
しかも彼女はこの火鍋店の店長でもあるというから驚きです。
日頃から身体表現を極めているため、ロボット特有の動きや無機質な表情も見事に再現。
まさに“人間離れ”したロボット演技が、来店客に強烈な印象を与えています。
ロボット vs 人間の逆転発想がもたらす集客効果
中国の店舗におけるロボット導入の現状
火鍋行ったらサーバーがロボットでめっちゃ癒された pic.twitter.com/cqGdVwUBJH
— そらまま (@pinkygogogirl) August 20, 2022
中国では、飲食業界を中心にロボットを導入する店舗が増えています。
配膳ロボットや注文受付ロボットなど、省人化・自動化が進む一方で、導入コストやメンテナンスの課題も指摘されています。
人間がロボットを演じるという新しいビジネスモデル
最近よく見る、火鍋ロボットの輸出はまだですか。😂#火鍋#机器人 pic.twitter.com/8BwvdswD4I
— 🐦🔥𝘼𝙡𝙡𝙚𝙮 𝙋𝙝𝙤𝙚𝙣𝙞𝙭🐦🔥凤凰哲真🇯🇵有吉隆浩 (@AlleyPhx) January 10, 2024
そんな中、人間がロボットのふりをするという逆転の発想が登場。
ロボットのように働くパフォーマンスによって話題性を生み出し、SNSで拡散されることで集客力もアップ。
店長自らがロボットを演じれば、人件費も追加でかからず、注目を集めるユニークなPR戦略として成功しています。
不気味の谷現象と「ロボット演技」の魅力
TikTokで流行中の「不気味の谷メイク」
#トッツィー
— 松谷 嵐 (@Broccoli_ara4) March 29, 2024
岡山公演初日、昼公演ありがとうございました👠
同い年のみつよ🌞
「メイクって凄い。」
の図です😂
不気味の谷メイクをした我らと、
New Yorkerな我ら。
どっちも似合ってる！！最高！
(自画自賛)#誰かの夢に出演できますように pic.twitter.com/eJdu4PKVaZ
近年、SNSでは「不気味の谷メイク」が流行しています。
これは、肌の質感を均一に整え、黒目がちの瞳や薄い唇、無表情な顔立ちでロボット風の容姿を演出するもの。
不気味だけどどこか魅力的…そんなメイクが多くの若者に支持されています。
1970年に東京工業大学の森 政弘教授（当時）が書いたエッセイのタイトル。
大意は「人間は、ロボットの外見や動きが人間に近くなるほどロボットへの親愛度が高まるが、類似度があるレベルになると逆に不気味に感じる。 しかし、類似度がさらに高まると親愛度は最大になる」というものです。
ロボットに感じる畏れと憧れの心理
ロボットやAIに対しては、便利さと同時に「人間を超える存在になるのでは」という不安も抱かれがちです。
今回の店長によるロボット演技も、そうしたロボットに対する畏れと憧れが表現されたパフォーマンスとも言えるでしょう。
ロボット演技がもたらす心理的ライフハック
地味な作業を「ロボットモード」で乗り切る発想
動画の中で、彼女が無心に掃除をする様子に「自分も真似したい」と感じた人は多いようです。
感情を排して動作に集中するロボット演技は、単調な作業を淡々とこなすための“心理的ライフハック”としても注目されつつあります。
「人間らしさ」をいったんオフにして、ロボットのように機械的に動く。
これが意外にも効率アップやストレス軽減につながるのではないかという意見も。
人手不足を乗り越えるヒントにも？
中小企業や個人経営の店舗では、人手不足が深刻な課題です。
そんな中、「自分がロボットのように働く」というアイデアは、コストをかけずに業務を回す工夫として参考になるかもしれません。
ロボット演技を“ツール”として使いこなすことが、現代の新しい働き方になる可能性もあります。
まとめ：ロボットと人間の境界線が曖昧になる時代に
重慶の火鍋店で話題となった“ロボット店員”の正体は、演技力に長けた人間の店長でした。
機械のように働くことで業務を淡々とこなしつつ、集客とエンタメ性も両立するこの手法は、人手不足やコスト削減に悩む飲食業界にとって、ひとつのヒントになるかもしれません。
人間とロボットの境界が曖昧になっていく現代、私たちはどこまで人工知能やテクノロジーと共存するのか。
ロボットを演じる人間が現れた今、その問いに向き合う時代が始まっているのかもしれません。
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