森下千里、ひろゆきとの対談|食料自給率を答えられなかった過去【動画あり】

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森下千里、ひろゆきとの対談|食料自給率を答えられなかった過去【動画あり】


タレントとして人気を集めた森下千里さんが、政界に挑戦したことをご存じの方も多いでしょう。

現在は比例東北ブロックで当選し、現職の国会議員として活動中です。

しかし、2022年に注目を集めた「ひろゆきさんとの対談」でのやり取りは、彼女にとって決して忘れられない“黒歴史”となってしまいました。

今回は、その生配信対談の内容を振り返りながら、なぜ炎上したのか、そして今後、森下千里さんに求められることは何かを考察します。

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森下千里さんのプロフィール

まずは、森下さんのこれまでの経歴を簡単にご紹介します。

  • 氏名:森下 千里(もりした ちさと)
  • 生年月日:1981年9月1日
  • 出身地:愛知県名古屋市
  • 職業:元グラビアアイドル、タレント、衆議院議員
  • 政党:自由民主党(自民党)

グラビアアイドルとして一世を風靡し、その後はテレビ番組やバラエティでも活躍。

華やかな芸能界から一転し、2021年には自民党の公認候補として衆院選に挑戦しました。

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問題の対談動画とは?

2022年1月、YouTubeチャンネル『日経テレ東大学』で、森下さんとひろゆきさん(西村博之さん)とのリモート対談が配信されました。

この時点で森下さんは、前年の衆院選で落選したばかり。

それでも政治家としての信念を語る場として番組に出演したわけですが、そこでは予想外の展開が待っていました。

食料自給率を問われた森下さん

話題は「政治家として、どうすれば日本は良くなるか」という問いに移ります。

そこで森下さんは、「食料自給率を上げたい」と語りました。これは地元農家などから寄せられる要望を背景にした発言でした。

しかし、ひろゆきさんは即座に質問。

ひろゆき
ひろゆき

「森下さんの言ってる食料自給率を上げるには、外国のもの食わないで、日本のものばっかり食う日本国民が増えたらいいよねってことですか?」

続けて、

ひろゆき
ひろゆき

「食料自給率って、どういう意味の数字か、ちょっとわかってないような気がしたんですけど、説明していただいてもいいですか?」

と追及。これに対し、森下さんは困ったような笑顔を浮かべつつ、こう答えました。

森下千里
森下千里

「国内で消費したものを、しっかり国内で消費していく率を上げたいなって思ってます」

正直なところ、これは定義として間違っており、視聴者やネットユーザーの間で大きな議論を呼ぶこととなったのです。

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食料自給率とは?

ここで、改めて「食料自給率」とは何かを整理しましょう。

  • 食料自給率:国内で消費された食料のうち、どれだけを国内で生産できているかを示す割合
  • 計算方法
    分母=国内の消費仕向量(日本で食べた量)
    分子=国内の生産量(日本で作った量)

つまり、「輸入にどれだけ依存しているか」が分かる数字です。

これを「国内で消費したものを国内で消費する」としてしまうのは、意味として大きくズレがあります。

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“放送事故”と呼ばれたやり取りの波紋

ひろゆきさんの問いに的確に答えられなかった森下さんに対し、スタジオのキャラクター「ヒラメキパンダ」からも助け舟が出されました。

ピラメキパンダ
ピラメキパンダ

「知らないことは知らないって笑顔で言うスタイルもアリかなと思いますので」

それに対し、森下さんは

森下千里
森下千里

「すみません。ごめんなさい。頭が真っ白になってしまいました、すみません」

と素直に謝罪。

確かに、政治家として説明責任を果たせなかったことは問題ですが、あの瞬間の森下さんの表情には、人間味もあったように感じました。

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ネットでの炎上と批判の声

とはいえ、インターネットは容赦ありません。

比例東北ブロックで衆議院選挙に当選した23年10月、あるユーザーがX(旧Twitter)でこの対談の一部をショート動画にして投稿したところ、再び炎上が勃発しました。

投稿内容はこうです。

この投稿には、多くのリプライや引用が殺到。

  • 「タレントだからダメなんじゃない。変えたいことについて勉強してない人が問題」
  • 「政策の中身を理解していない人を通して票を集めるのは、国民をバカにしてる」
  • 「これは“自民党の頭数”として扱われている証拠だ」

こうしたコメントが一気に広がり、森下さんは再び「説明力不足」のレッテルを貼られることになってしまいました。

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タレント議員と有権者の目

タレント出身の議員に対する世間の視線は、年々厳しくなっています。

最近では、今井絵理子さん(元SPEED)の議員会館での「ポージング写真」が炎上したばかり。

パフォーマンス重視、実力軽視と見られる風潮は、こうした出来事が後押ししています。

政党にとっては、知名度の高いタレントを擁立することは選挙戦略の一環かもしれませんが、有権者からは「本当に政治を理解しているのか?」という疑念が常についてまわります。

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森下千里さんに求められるもの

森下さんは、真面目で努力家な性格だとも言われています。だからこそ、あの対談の受け答えには私も残念さを感じました。

しかし、一度の失敗でその人をすべて否定するのも違うと思います。

政治の世界に足を踏み入れたばかりだった森下さんにとって、知識の浅さは否めなかったにせよ、それは学びによって補えるもの。

むしろ、間違いを受け入れてアップデートしていくことこそ、政治家にとっての成長ではないでしょうか。

願わくば、今の森下さんがもう一度、ひろゆきさんと対談してくれる日が来てほしい。そう思います。

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まとめ|「知らなかった」から、どう変わるか

今回取り上げた「食料自給率の一件」は、森下さんにとって忘れたい過去かもしれません。

ですが、政治家にとって大切なのは、間違いを恐れずに学び、説明する力を高めること。タレントであろうと、一般人であろうと、政治を志す以上は「中身」が問われる時代です。

国民が本当に求めているのは、肩書きや知名度ではなく、「信頼できる言葉」なのだと思います。

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