歌い手・luzさん(ルス/帯刀光司)が死去|死因や何があったのかを調査
人気歌い手として活動してきた luz(ルス/本名・帯刀光司)さんが2025年8月19日に急逝しました。
所属事務所のESPERANZAが20日に公式サイトとX(旧Twitter)で発表し、ファンや関係者に大きな衝撃が広がっています。
葬儀はご遺族の意向で近親者のみで執り行われるとのことです。
突然の訃報に、SNSでは「信じられない」「まだ若すぎる」と悲しみの声が相次いでいます。
本記事では、死因の情報や最後のSNS投稿、これまでの経緯、そしてluzさんのプロフィールについて振り返ります。
luzさん、突然の訃報に広がる衝撃
2025年8月20日、歌い手として活動してきた luz(ルス/本名・帯刀光司)さんが死去 したことが、所属事務所ESPERANZAより発表されました。
— luz_info (@luz_information) August 20, 2025
訃報が伝えられたのは、公式サイトとX(旧Twitter)を通じて。
声明文では次のように綴られています。
「弊社所属アーティスト luz(本名:帯刀光司)は、2025年8月19日、急逝いたしました」
この知らせに、ネット上では瞬く間にニュースが拡散され、「信じられない」「嘘であってほしい」という声が相次ぎました。
ファンの間では「luzくん」「るすくん」と呼ばれ、多くの人に親しまれていただけに、その衝撃は計り知れません。
luzさんの葬儀について
所属事務所によると、葬儀は近親者のみで執り行われる予定とのことです。
突然の出来事に、ご遺族や関係者の心痛は深く、ファンにとっても現実を受け止めることが難しい状況となっています。
SNSに広がるファンの声
Xには、わずか数時間のうちに数万件もの関連投稿が寄せられました。
- 「luzくんの歌声に救われてきた。本当にありがとう」
- 「活動休止してから心配だったけど、まさかこんな形で…」
- 「推しが亡くなる日が来るなんて思ってもみなかった」
突然の死を悼む言葉とともに、「どうして?」「死因は?」という疑問も多く上がっています。
luzさんの死因は?
2024年あけましておめでとうやけど🥀 pic.twitter.com/8fPqlJKBEk
— luz(ルス)@8/31「XV」 (@luzabs) December 31, 2023
luzさん、現時点での公式発表
2025年8月20日の時点で、死因については一切公表されていません。
所属事務所ESPERANZAの発表文にも「急逝」という表現のみが記され、具体的な病名や事故、事件などの説明はありませんでした。
報道各社の記事でも「死因は明らかにされていない」と統一されており、正確な情報は伏せられています。
ファンの間で広がる憶測
死因が発表されていないため、ネット上ではさまざまな憶測が広がっています。
- 「体調不良を繰り返していたから病気?」
- 「最後のポストを見ると精神的に限界だったのでは…」
- 「薬物関連のトラブルが関係しているのでは?」
といった声が多く見られます。
しかし、根拠のない推測やデマは故人やご家族を傷つける可能性が高いため、注意が必要です。
luzさんが抱えていた“心身の不調”
公式に公表されている範囲では、2024年1月に「心身の重い不調」を理由に活動休止を発表していました。
このときからファンの間では「体調がかなり悪いのでは?」と心配されており、メンタル的にも大きな負担を背負っていたことは間違いありません。
さらに、翌週には違法薬物所持で逮捕され、その後の活動も制限されることに。これらの出来事は、彼の心身に深刻なダメージを与えたと考えられます。
luzさん、何があったのか?
本当に全てに限界来てる
— luz(ルス)@8/31「XV」 (@luzabs) August 5, 2025
いつこの呪いから解き放たれるんだろう
光なんてもうとっくにないんだよ
最後に残された言葉
2025年8月6日、亡くなるわずか2週間前。
luzさんは自身のX(旧Twitter)に意味深な投稿を残していました。
「本当に全てに限界来てる
いつこの呪いから解き放たれるんだろう
光なんてもうとっくにないんだよ」
このメッセージからは、強い絶望感と限界状態にある心情が伝わってきます。
この言葉は、多くのファンの心に重く突き刺さりました。
「呪い」「光なんてない」といった表現からは、相当な精神的負担を抱えていたことがうかがえます。
ファンからは「助けを求めていたのでは」「誰かに気づいてほしかったのかも」との声も寄せられています。
精神的に追い込まれた背景
luzさんを「なぜここまで追い詰めてしまったのか」。その背景には、いくつかの要因が絡み合っていたと考えられます。
- 度重なる体調不良と活動休止
- 2024年初頭、「心身の重い不調」を理由に活動を休止。
- 長年のプレッシャーや不規則な音楽活動が積み重なり、心身の限界を迎えていた可能性があります。
- 違法薬物所持による逮捕・社会的制裁
- 2024年1月、違法薬物所持で逮捕され、ポニーキャニオンとの契約を解除。
- 長年築いてきたキャリアや信頼が一瞬で崩れ、世間からの厳しい視線にさらされました。
- SNSでの誹謗中傷
- 逮捕後、ネット上では多くの批判や揶揄が寄せられました。
- 一方で彼を守ろうとするファンの声もありましたが、本人にとっては大きな精神的重荷になったはずです。
ファンの声:「なぜ助けられなかったのか」
XやYouTubeのコメント欄には、こんな声があふれています。
- 「最後のポストを見て、本当に助けを求めていたんだと気づいた…」
- 「応援するしかできなかった。もっと違う形で支えられていれば…」
- 「どうして、なぜ、の気持ちでいっぱい」
ファンにとっても「なぜ彼を救えなかったのか」という後悔の思いが強く残っています。
もちろんです!いただいた情報を時系列に整理し、第4セクションとして執筆しました。大麻グミ事件も含め、活動休止や契約解除、Royal Scandalとの関係終了なども反映しています。
luzさん、これまでのできごと
活動休止の発表
2024年1月25日、luzさんは公式に「心身の重い不調」を理由に活動を一時休止すると発表しました。
「ステージに立てる状態にないため、活動を一時休止する運びとなりました。詳細につきましては、検査及び医師の診断が確定次第、改めてご報告いたします」
と説明されました。
この発表により、2月3日から全国18箇所を回る予定だったワンマンツアー「luz 9th TOUR -AMULET-」、2月17日に東京・恵比寿ガーデンルームで予定されていたファンクラブ限定ライブ「Valentine’s Live 2024 – Acoustic Session -」は開催中止となりました。
当時、luzさんは2023年にTVアニメ『ダークギャザリング』の主題歌を担当、自身5枚目のフルアルバム『AMULET』を発売、全国4都市を回るツアーも成功させるなど精力的な活動を続けていました。
ファンにとって突然の休止発表は大きな衝撃となりました。
しかしその直後、予期せぬ報道が日本中を驚かせることになります。
向精神薬取締法違反(所持と使用)による逮捕と契約解除
2024年1月29日、文春オンラインが違法薬物所持・使用の疑いで逮捕されたと報道。
精神症状の治療に使われる薬物の総称です。
中枢神経に作用し精神機能に影響を及ぼす薬物であり、
- 抗精神病薬(幻覚、妄想など)
- 抗うつ薬(うつ症状など)
- 気分安定薬(双極性の症状など)
- 抗不安薬(不安、緊張症状など)
- 睡眠薬(不眠症状)
- 精神刺激薬(多動、不注意など)
- 抗てんかん薬(痙攣など)
などに分類されます。
これを受けて、所属ユニット・Royal Scandalからの脱退も同日発表されました。
翌1月30日、ポニーキャニオンは逮捕事実を認めた上で、当日付で契約解除を発表。
公式声明では、CDやグッズの出荷停止、音楽配信の停止を順次進めることも明らかにしました。
当時、luzさんの代理人弁護士は「逮捕事実の公表は人権侵害の可能性がある」と指摘していましたが、報道により事実が明らかになったことから、ポニーキャニオンは契約解除に踏み切ったと説明しています。
ポニーキャニオン公式発表全文
弊社契約アーティスト「luz」の契約解除について
このたび、弊社契約アーティスト「luz」が、違法薬物所持の疑いで逮捕されたことにつきまして、関係者の皆様並びにファンの皆様へご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
一部報道のとおり、luzが違法薬物所持の疑いで逮捕されたことは事実であり、弊社といたしましては、直ちに厳正な措置をもって臨むべきと考えておりましたが、luzの所属事務所である株式会社ESPERANZA及びluzの代理人弁護士より、違法薬物所持の経緯をふまえ、luz本人の同意を得ずに逮捕事実を公表することは人権侵害であり、違法性を帯びる可能性が高い旨の指摘を受けておりました。
その後も、公表に向けた準備を進めておりましたが、このたびの一部報道により、逮捕事実が公表されることとなりましたため、違法薬物所持の経緯にかかわらず、逮捕事実をあらためて重く受け止め、本日付でluzとの契約を解除し、弊社からリリースしているluz本人名義の作品につきましては、
・CD/グッズ商品の出荷停止
・音楽配信停止を順次進めてまいります。
また、4月20日に予定していた配信ライブ「luz 9th TOUR -AMULET CEREMONY- ONLINE」及び、開催延期となっておりました下記リリースイベントは、開催中止といたします。なお、開催中止に伴う対応につきましては、後日別途ご案内させていただきます。
<5th Album「AMULET」発売記念イベント>
1月20日(土) アニメイト秋葉原1号館 7Fイベントスペース
1月21日(日) アニメイトアネックス 4F(池袋)あらためて、これまでluzを支えていただいた関係者の皆様、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます。
2024年1月30日
株式会社ポニーキャニオン
2024年6月に謝罪と感謝
— luz(ルス)@8/31「XV」 (@luzabs) June 10, 2024
自身のX(旧Twitter)で今回の事件や活動休止についてコメントしています。
全文
皆様、こんにちは。luzです。
この度は一連の問題や活動休止に関しまして、僕を支えてくれているファンの皆様、又各関係者の皆様に、心からの謝罪をし、多大なご心配やご迷惑をおかけしました事を、深くお詫び申し上げます。
1月から自分に対し、 ひとつひとつ、自問自答しながら過ごしております。
犯した過ち達を見つめ、日々を重ねながら、 愛する大切な皆様とふたたび逢える日を祈り続けています。
今はただ、何よりこの僕のありのままの心を、 皆様にお伝えさせていただきます。
どうか、ファンの皆様、関係者の皆様、更生の時を、 温かく見守ってくださることを心からお願いします。
最後に僕の謝罪と決意に目を通して下さり有難う御座いました。
本当に、心からのお詫びと、心からの感謝を申し上げます。
luz
大麻グミ事件
2025年4月21日、luzさんはSNSで大麻由来成分の入ったグミを女性に食べさせたとの情報が拡散されたことについてコメントしました。
親愛なるファンの皆様へ
— luz(ルス)@8/31「XV」 (@luzabs) April 20, 2025
嘘偽りなく全てお話ししますので是非お読み下さい
ご心配お掛けした事、誠に申し訳ございません pic.twitter.com/HdiURzUZgI
自身の投稿では、飲み会の場でテーブルに置かれていたものであり、自分は口にしておらず、誰かに勧めた事実もないと説明。
さらに、「応援してくれる皆さんに心配をかけてしまい申し訳ない」と謝罪し、今回の件を受け止め、自身の未熟さを見つめ直しながら音楽に向き合っていく姿勢を示しました。
全文
【ファンの皆さまへ】
いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。
4月19日、大阪でみんなと一緒に素晴らしいライブを作り上げたばかりだったのに、その直後にこんな形で不安や負担をかけてしまったこと、 心から申し訳なく思っています。
今回の件について、拡散されている情報は事実と異なることや誇張されている部分が多く見受けられますが、自分の言葉で説明させてください。
4月17日(木)、会員制のカラオケ付き個室で開かれた飲み会に、インフルエンサー男性Aさんから誘われて参加しました。
Aさんとは以前からライブに来てくれたり、何度か食事もしてきた仲で、 今回は彼が男性側の幹事と聞き、安心して参加を決めました。
女性4名が来ると事前に聞いていましたが、特に不安には感じず、23時半頃にお店に到着し、26時頃に解散しました。
到着した時には、Aさん、一般男性2名、そして女性Bさんが1名いました。
その場ではカラオケを歌ったり、お酒を飲んだりして過ごしていて、賑やかな雰囲気でした。
その場には、以前からAさんを通して知っていた一般男性2名、女性側はインフルエンサーCさん、コスプレイヤーDさん、一般の女性2名の方がいました。
グミについては、お店に着いた時にはすでにテーブルにありました。
Amazon や楽天などで普通に売られているものでしたが、僕自身は口にしていませんし、誰かにすすめた事実もありません。
会計については男性で割り勘となり、Aさんがまとめてカードで支払い、 僕は23,000円ほどをお渡ししました。
本来なら、どんな場であっても慎重に行動すべき立場なのに、自覚が足りなかったと思っています。 応援してくれている皆さんに、こんな形で心配をかけてしまって、本当にごめんなさい。
今回のことをしっかり受け止めて、自分の甘さや未熟さを見つめ直しながら、これまで以上に音楽と真剣に向き合っていきます。
これからは、言葉だけじゃなく行動で示せるよう、信頼を少しずつでも取り戻していけるように努力していきます。
ですが、友人に誘われて食事会、カラオケなどに行ったりしてしまうかもしれません。
ただし今後は事前に出席者の確認含め対応するように身の振る舞いを徹底します。
この先、どう受け止めてもらえるかは、自分の行動次第だと思っています。それでも、もう一度前を向いて歩いていけるように、ひとつずつ誠実に積み重ねていきます。
これからも、どうか見守っていただけたら嬉しいです。
luz
その後の活動
逮捕や契約解除、大麻グミ事件後も、luzさんはファンの支持を受けて活動を続けていました。
しかし、今回の訃報を受け、2025年8月31日(日)に品川インターシティホールで予定されていた【記念公演】「luz ANNIVERSARY LIVE『XV(フィフティーン)』」は中止が発表されました。
そして、チケットの払い戻しについては後日購入者にメールで案内されることになっています。
このように、luzさんは活動休止、契約解除、大麻グミ事件、そして訃報へとつながる一連の経緯を経て、多くのファンの記憶に深く残る存在となりました。
luzさん、プロフィール
配信お疲れ様でしたー!
— luz(ルス)@8/31「XV」 (@luzabs) June 27, 2025
機材トラブルでお待たせしてごめんなさい!
XVまってるね!!!#luzXV #luzfam pic.twitter.com/HVmlPMQoCr
- 本名:帯刀 光司(たてわき こうじ)
- 生年月日:1993年7月23日
- 没年月日:2025年8月19日(32歳没)
- 出身地:福井県
- 身長:182cm
- 職業:歌い手
- ジャンル:J-POP、ロック、アニメソング、VOCALOID
- レーベル:EXIT TUNES → ポニーキャニオン(2014年 – 2024年)
- オーガナイザー:XYZ
- イメージカラー:白
- ファンマーク:🥀(バラ)
- 公式サイト:luz Official Website
luzさん、主な経歴
- 2010年:ニコニコ動画に動画を初投稿。
- 2014年:1stアルバム「tWoluz」をリリースし、オリコンデイリーランキング3位を獲得。
- 2014年〜:自身がオーガナイザーを務める「XYZ TOUR」を定期開催。全国で約2万人を動員する人気イベントに成長。
- 2016年:初のワンマンライブツアー「luz 1st TOUR -GENESIS-」を東名阪で開催。
- 2017年:3rdアルバム「Reflexión」をリリース、全国ツアー「luz 2nd TOUR -Reflexión-」を開催。
- 2018年:1stシングル「SISTER」をリリースし、3rdワンマンツアー「luz 3rd TOUR -SISTER-」を開催。
- 2019年:Royal Scandal名義で1stアルバム「Q&A -Queen and Alice-」をリリース。横浜アリーナ公演を成功させる。
- 2020年:活動10周年を記念した配信ライブ「luz 10th Anniversary Project -REVIVE-」を開催。
- 2021年:初の作詞作曲シングル「Rose」をリリース。4thアルバム「FAITH」を発表し、全国7都市ツアー「luz 6th TOUR -FAITH-」を開催。
luzさんのエピソード・人物像
- 活動名「luz」はスペイン語で「光」を意味し、本名の「光司」の「光」にちなんでファンのコメントで決定。
- 家族構成は、日本人の父と、アメリカ・ドイツ・フィリピン(祖母がフィリピン、祖父がアメリカ×ドイツ)のクォーターの母の元に生まれたワンエイス。母方の祖母の影響でタガログ語が堪能。
- ファンマーク🥀(バラ)は、リスナーの名前にバラマークがついていたが、本人は「なんでだろうな」と思っていた。2018年の配信以降ファンマークであることを理解し、自身も積極的に使用。
- 高校では軽音楽部に所属し、当初はギターを希望していたが、部員にボーカルがいなかったため自ら担当。
- 音楽的影響はJanne Da ArcやAcid Black Cherryのyasuで、歌唱や表現力に大きく影響を受けた。
- ペットとしてラグドールの男の子「レイ」くんを飼い、レイくんとの出会いを、「レイくんだけ輝いてて運命感じた」と語っていた。
- 歌い手仲間にはまふまふ、そらる、天月、浦島坂田船、nqrse、めいちゃんなどがおり、まふまふやそらるからは「犬」と呼ばれることも。
- 天然キャラクターとして知られ、まふまふは「彼だけずっとパラレルワールドから話してるみたい」と評するほどユニークな存在。
- 音楽活動だけでなく、ファンとの交流やライブ運営にも情熱を注ぎ、定期的なツアーや配信イベントで多くの支持を集めた。
まとめ
luzさんは、歌い手として多くのファンを魅了し、音楽シーンに確かな足跡を残しました。
しかし、その人生は試練の連続であり、最期はあまりにも突然の別れとなってしまいました。
私自身も、彼の歌声から勇気をもらった一人です。
だからこそ、このような結末を迎えたことは本当に残念でなりません。
今はただ、彼が安らかに眠れるよう祈るばかりです。
そして、残された楽曲がこれからも多くの人の心を支えていくことを願います。