国分太一が語るケンタロウとの思い出――『男子ごはん』のはじまりと今
国分太一に何が?突然の降板申し入れと解雇情報に衝撃
2025年6月19日、TOKIOの国分太一さん(50)がテレビ各局の番組から降板を申し入れていたことが報じられ、芸能界に大きな波紋が広がっています。
日本テレビでは、彼がレギュラー出演している人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』に関連し、コンプライアンス違反に関する緊急会見を20日に予定しているという情報も。
さらに、自身が副社長を務める株式会社TOKIOからの「解雇」案も浮上しており、事態は深刻さを増しています。
これまで好感度が高く、スキャンダルとは無縁とされてきた国分さんだけに、世間の衝撃は大きく、詳細の発表が待たれています。
そんな中で注目を集めているのが、彼の出演番組のひとつ『男子ごはん』。
2008年の放送開始当初から出演してきたこの番組は、国分さんの“素の人柄”が見られる貴重な場であり、料理研究家・ケンタロウさんとの名コンビで人気を博しました。
そんな『男子ごはん』はどうなる?ケンタロウさんの今は?など、「おやおや?」と思うことを調べてみました。
『男子ごはん』とは?男2人で作る家庭料理と素顔の時間
『男子ごはん』は、テレビ東京系で2008年から放送されている料理バラエティ番組。
「男2人が、家庭料理を肩肘張らずに作る」というゆるくも温かいスタイルで、多くの視聴者に愛されてきました。
番組開始当初のパートナーは、料理研究家のケンタロウさん。
国分さんとケンタロウさんの自然体のトーク、時折入るツッコミ、真剣に料理を楽しむ姿が「男子にも料理は身近なんだ」と視聴者の心をつかみ、固定ファンを生み出しました。
「決して完璧じゃない」「でも作ってみたくなる」そんなレシピと空気感は、今も番組のベースに流れています。
現在の料理パートナーは、栗原心平さん(栗原はるみさんの息子さん)です。
『男子ごはん』はどつなる?
現在の時点では何も決まっていないようです。
『男子ごはん』のホームページでも、今後のことは何も語られていません。
今後の動向に注目です。
ケンタロウさんのプロフィール
- 本名:小林 健太郎(こばやし けんたろう)
- 生年月日:1972年10月3日
- 出身地:東京都
- 職業:料理研究家、イラストレーター
- 母親は家庭料理の第一人者、小林カツ代さん
ケンタロウさんは、家庭料理の伝道師・小林カツ代さんの息子として生まれ、料理研究家として活動。
若者向けのレシピ本、イラスト入りのわかりやすい料理指南、テレビ出演などで広く知られる存在でした。
2008年、国分太一さんとの『男子ごはん』スタートは、彼にとっても大きな転機でした。
料理の専門知識と遊び心、そして国分さんとの“友達のような距離感”が絶妙で、「男が憧れる料理番組」とも言われるようになります。
ケンタロウさんの事故、奇跡の回復へ
料理研究家・ケンタロウさんは、2012年2月に発生したバイク事故で首都高から約6メートル転落し、重傷を負いました。
高次脳機能障害が残り、言葉も出ず、寝たきりに近い状態が続いたことで、テレビ出演も困難となりました。
この事故により、彼は『男子ごはん』を降板。
現在の料理パートナーである、栗原心平さん(栗原はるみさんの息子さん)が新たに参加しました。
しかし事故から約6年が経過した2018年当時、ケンタロウさんは奇跡的な回復の兆しを見せ始めていました。
回復を支えた3つの要因(2018年時点)
- 懸命なリハビリ
茨城県内の専門施設に通い、1日最大8時間のリハビリ訓練に取り組んでいるとの証言もありました。近隣では、妻とともに自宅周辺を車イスで散歩する姿が目撃され、「表情も明るくなり、会話もできるようになってきた」と驚く声も。 - ペダル付き車イス「コギー」
「コギー」という特別な車イスを使用。足元のペダルを踏むことで自ら前進できる構造となっており、「自分の力で動ける」という感覚が、ケンタロウさんの自信と回復意欲につながったそうです。 - 妻・大谷マキさんの献身的なサポート
フードスタイリストとしても活躍する妻・大谷マキさんは、2010年に結婚。事故発生後、病院近くへの引っ越しを経て、2013年6月にケンタロウさんが退院した後は、自宅でのリハビリを支え続けてきました。夏場には汗をぬぐいながら話しかけるなど、日々寄り添う姿が近隣住民からも称賛されています。
『男子ごはん』10周年と、ケンタロウからの手紙
2018年に『男子ごはん』が10周年を迎えたスペシャル放送では、ケンタロウさんからの直筆の手紙が紹介され、大きな反響を呼びました。
国分太一さんやスタッフ、後任の栗原心平さんらは、「また一緒に料理をしたい」という思いを共有しながら、変わらぬ友情で彼の復帰を願い続けています。
このように、ケンタロウさんの回復は周囲の支えと本人の努力の賜物です。彼の歩みは、番組の“原点”である「料理を通じたつながり」の尊さを改めて感じさせてくれます。
◆ 『男子ごはん』に息づく“ケンタロウの存在”と国分太一の役割
『男子ごはん』の魅力のひとつは、番組に流れる「気取らなさ」と「温かみ」だと思っています。
そのスタイルは、ケンタロウさんとの原点から始まり、現在まで受け継がれています。
国分太一さんは、料理人ではなく“料理を楽しむ人”として、番組の温度を調整してきたように感じます。
その安心感こそが視聴者を引き付け、家庭料理の良さを伝え続けてきたのです。
もし今回の騒動で国分さんが番組を離れることになれば、『男子ごはん』の一つの時代が終わることを意味します。
それだけに、ファンの間では動向を心配する声が高まっています。
◆ まとめ:変わらない想いと、これからの『男子ごはん』
国分太一さんとケンタロウさんが作り上げた『男子ごはん』は、単なる料理番組ではありません。
料理を通じて人と人がつながる“時間そのもの”を大切にしてきた番組だと思っています。
国分さんがこの先どうなるのか、そして番組にどのような影響が及ぶのかはまだ分かりません。
しかし、視聴者の中には今もケンタロウさんとの掛け合いを懐かしむ声があり、国分さんの存在がどれほど大きかったかがよくわかります。
時代が変わっても、番組に込められた「料理を楽しむ心」が失われないことを願いつつ、今後の動向を静かに見守りたいと思います。
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