onodela(小野寺ポプコ)メンバーからのいじめ告白?中指を立てた理由と真相
アイドルグループの中で輝く笑顔の裏には、誰にも言えない苦しみが隠れていることがあります。
2019年7月、アイドルグループ、アスタリスクイーストのステージ上で突然「いじめの告発」を行い、中指を立てて脱退を宣言した一人の女性がいました。
その人物こそ、当時“小野寺ポプコ”として活動していたonodela(おのでら)さんです。
この出来事は一見すると「問題行動」として受け取られがちですが、その背景にはデビュー前から続いていた深刻ないじめや孤立、運営との対立がありました。
この記事では、onodelaさん本人の言葉をもとに、彼女が体験した「アイドル活動の裏側」と「ステージで中指を立てた真意」を丁寧に振り返ります。
- onodela(小野寺ポプコ)さんがステージ上で中指を立てた理由
- アイドル時代に語られた「いじめ告白」の経緯と背景彼女が伝えたかった本当のメッセージと心境
- SNSやファンの反応、世間の受け止め方
- 現在のonodela(おのでら)さんの活動と、メッセージに込められた意味
onodela(小野寺ポプコ)がステージで「いじめ告発」した日
ライブ中にいじめ暴露&脱退宣言した元アイドル・小野寺ポプコさん、
— 激バズ3rd (@gekibnews) July 24, 2024
早大卒業後に、カリフォルニア大学バークレー校ハースビジネススクールを卒業生代表でスピーチして卒業してて凄いんだけど、その過程での外資金融マンとの交際や投資家としてのエピソードも凄かった‼️
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2019年7月、アイドルグループ、アスタリスクイーストのライブ中。
onodela(当時は小野寺ポプコ)さんは、突然マイクを手に取り「メンバーと運営から嫌がらせを受けていた」と訴えました。
その直後、観客が息をのむ中で彼女は「中指を立て」、ステージ上でグループ脱退を宣言。
この映像はSNSで瞬く間に拡散され、ネット上では「前代未聞の告発」として大炎上しました。
しかし、あの行動には彼女なりの理由がありました。
彼女は後に「本当は中指を立てるつもりなんてなかった。ただ自分の気持ちを伝えたかった」と語っています。
デビュー前から始まっていた“孤立”
改めて今日アスタリスクの新メンバーとしてデビューさせて頂いた小野寺ポプコです🤤
— onodela (@_onodela) June 29, 2019
地下アイドル愛してます水色担当大体好き屋さんです💧
取り柄は腹筋です//
みんなさんこれからよろしくお願いします🥺#アスタリスク#拡散希望 pic.twitter.com/dsCMpRI7SA
onodela(おのでら)さんによると、嫌がらせはデビュー前からすでに始まっていたといいます。
半年間の練習期間の中で、他のメンバーと意見の食い違いが重なり、次第に距離が生まれていったそうです。
「自分が出演するライブの場所と時間を、わざと間違えて伝えられたこともありました。最初は我慢していたけれど、さすがにライブに出られないようにされるのは酷いと思いました。」
この発言からもわかるように、彼女は「いじめ」という言葉を軽々しく使っていません。
それでも、当時の状況は明らかに孤立と嫌がらせの構図が存在していたといえます。
メンバー3人 vs onodela──崩れていく関係
当初は運営との関係も悪くなかったというonodela(おのでら)さん。
しかし、次第にメンバー間の対立が深まり、「3対1」という構図がはっきりしてしまったといいます。
「運営の人も両方の味方をするわけにもいかず、最終的にはその3人を選んだように感じました。」
運営がどちらか一方を擁護するわけではなく、あくまで「チームの秩序」を優先した結果、onodela(おのでら)さんが孤立する形になっていったようです。
「出なくていい」──ライブ5分前の突然の通告
アスタリスクイースト、3人のアナザーショット。
— おとみ (@railbird007) April 18, 2019
個性はすごーくバラバラな気がする(笑)#ペペリン #黒羽柚乃 #ちひろ #アスタリスクイースト pic.twitter.com/UQ7X0NbTOl
そして事件が起きたのは、2019年7月のライブ当日。
前日にはメンバーとの口論があり、雰囲気は最悪のまま当日を迎えました。
そんな中、ステージ出番のわずか5分前に運営から「出なくていい」と告げられたのです。
「当時は本気でアイドル活動をしていたので、突然出番を奪われて“夢を壊された”と感じました。」
onodelaさんにとって、その瞬間は「努力の全否定」とも言える出来事でした。
その悔しさと怒り、悲しみが、後の“中指事件”へとつながっていくことになります。
本当は「辞める理由を話したかった」──止められた声
あいすが今日の武道館ライブで小野寺ポプコしないことを願うばかり
— のどから警察 (@TgImNXapxy93856) August 27, 2025
いや、してもいい pic.twitter.com/TwgmF1atN2
報道やSNSでは「ステージでマイクを取って発言した」との声もありましたが、実際には少し異なります。
onodela(おのでら)さん自身のインタビューによると、「マイクの音を切られ、スタッフに腕を引っ張られて止められた」と語っています。
実際の動画では、onodelaさんが「辞めます」とはっきり口にしており、その直後にマイクの音が切られていました。
つまり、彼女はステージ上で辞める理由を伝えようとしていたものの、途中で制止されたという状況だったのです。
「自分の口で“辞めます”と伝えたかっただけなんです。でも、マイクを切られて、何も言えなくなってしまって……。」
言葉で伝えることができない状況に追い込まれたonodela(おのでら)さん。
その瞬間、感情が爆発し、思わず中指を立ててしまったのです。
これは計画的な行動ではなく、“夢を奪われた怒り”の象徴的なリアクションだったと語っています。
二度の中指──「伝えたかった」のに伝えられなかった
話題のフィギュア生成AIを、自虐に全振りして使ってみた結果がこちら、、
— onodela (@_onodela) September 4, 2025
もちろんかわいくはないけど、なんか持ってるだけで悪霊祓えそう pic.twitter.com/btRIupirNd
onodelaさんは、その場で2度中指を立てたといいます。
1度目は感情的な反応。
そして2度目は、「自分の思いをもっと明確に表したかった」からだといいます。
「緊張していたのと、マイクを切られたことで何も言えず…。もう少し伝わる形で気持ちを表したくて、2回目の中指をしてしまいました。」
ステージに立つonodela(おのでら)さんは、観客に何かを訴えるような目をしていたと当時の目撃者は語ります。
その行動は、怒りよりも**“悲しみと悔しさ”が入り混じったサイン**だったのかもしれません。
「中指は間違いだった」──onodelaが語る“後悔”
現在、彼女はあの行動を「アイドル失格」だったと率直に振り返っています。
「いかなる場面でも、中指を立てるべきではありませんでした。当時も頭では理解していたのですが、気持ちが抑えられませんでした。」
また、onodela(おのでら)さんは「嫌がらせを受けた時点で、もっと話し合うべきだった」とも語っています。
それができなかったことで、自分を追い詰め、結果的に爆発してしまったと。
「最初に我慢しすぎたことが一番の間違いだったと思います。」
「闇を見せるな」──賛否両論の反響
この出来事の動画がSNSで拡散されると、ネット上では賛否両論が巻き起こりました。
「アイドルが闇の部分を見せるべきではない」
「中指を立てるなんて論外だ」
という批判的な声がある一方で、
「勇気を出してよく言った」
「本当の気持ちを見せた強さを感じた」
とonodela(おのでら)さんを支持する声もありました。
バズの代償──「殺されるかと思った」ほどの恐怖

onodelaさん自身、動画が拡散された直後は大きな不安に襲われたと語ります。
「他のメンバーのファンに殺されるんじゃないかと思って、外を歩くのも怖かったです。」
渋谷の街を歩くときも、誰かに気づかれるのではと怯え、美容院で髪をばっさりボブに切ったというエピソードも印象的です。
一方で、インターン先の社長に動画を見られて「うちを辞めるときは中指を立てないでくださいね」と冗談を言われたこともあったそうです。
「ステージには立ちたかった」──アイドルからDJへ
グループを脱退したあとも、onodela(おのでら)さんは「ステージに立ちたい」という気持ちを完全には捨てられませんでした。
しかし、“中指の子”というイメージがついてしまい、再びアイドルを続けることは難しかったといいます。
「未練はありました。でも、あの動画の印象が強すぎて。もう一度アイドルをやるのは無理だなと思いました。」
その後、彼女はDJとして活動する道を選びました。
「ソロで歌う自信はなかったけど、DJなら表現者としてステージに立てると思いました。」
やがて留学のためにDJ活動も一区切りを迎え、現在は新たな人生を歩んでいます。
まとめ|「闇を見せたアイドル」が語る勇気と誠実さ
onodela(小野寺ポプコ)さんのステージでの行動は、確かに賛否を呼びました。
しかし、彼女が語った「我慢の果てに爆発してしまった」という言葉には、アイドルという世界の厳しさと、1人の若い女性の心の叫びが込められています。
「本当は辞める理由を、自分の言葉で伝えたかっただけ。」
中指を立てたという行為そのものよりも、
その裏にあった**“声を奪われたアイドルの叫び”**に耳を傾けることが、いま求められているのかもしれません。


