サムライトルーパーがリメイク?過去の放送事故や声優の事件について調べてみた
1988年にテレビ朝日系で放送された伝説のアニメ『鎧伝サムライトルーパー』が、約38年の時を経て再びファンの注目を集めています。
2026年1月から『鎧真伝サムライトルーパー』の放送が発表され、X(旧Twitter)でトレンド入りしました。その発表により、昔懐かしいファンから初めて知った層まで、話題が大きく盛り上がっているようです。
この記事では、「リメイクなの?」、「鎧伝サムライトルーパーってどんなアニメ?」、「過去の放送事故って?」、「声優さんの起こした事件とは?」について、調べてまとめました。
気になる方は読んでみてください。
リメイクなの?
今回発表された『鎧真伝サムライトルーパー』(2026年1月放送開始)は、
“リメイク”ではなく、確かな“正統続編”です。
これは、元々1988〜89年に放送されたオリジナル版の続きとして位置づけられ、演出・キャラクター・ストーリーラインがすべてオリジナル尊重の上に再構築されています 。
- スタッフ陣
- 監督に藤田陽一(『銀魂』『おそ松さん』)、
- 脚本・シリーズ構成を武藤将吾(『仮面ライダービルド』ほか)が務め、
- キャラクターデザイン室田雄平、
- 鎧デザイン岡本英郎と豪華な布陣 。
- キャスト
- 主人公「凱(がい)」役に注目の若手・石橋陽彩が抜擢。彼を中心とした新たな戦士たちが描かれる 。
- ストーリー概要
- 東京を舞台に、かつて封印された“妖邪界”が甦り、新たな5人のサムライトルーパーが結集し、再び人類の危機に立ち向かう物語 。
ファンが期待した“歴史改変”ではなく、“続きの物語”を正統に描く本格展開。
その発表がSNSでも「リメイクじゃなく続編!」と話題になっています 。
『鎧伝サムライトルーパー』とは?
「俺の心に鎧が走る!」
キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」
このキャッチコピーは今聞いてもインパクトがありすぎて大好きです!
『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日〜1989年3月4日に全39話で放送されたバトルスーツもの金字塔 。
放送時間は毎週土曜 17:30~18:00
あらすじ
甲冑型のバトルスーツ”鎧擬亜”(よろいギア)を持つ5人の少年が運命に導かれて集結し、妖邪帝王・阿羅醐(あらご)が率いる”妖邪”の軍勢と戦う物語です。
全9つの”鎧擬亜”(よろいギア)はそれぞれが固有のデザインと能力を有しており、その持ち主は“サムライトルーパー”(五勇士)の少年と、妖邪軍の“四大魔将”に分かれて激突して戦いを繰り広げます。
彼らはそれぞれ異なる属性(火・地・光・風・水)と儒教の五常(仁・義・礼・智・信)を象徴しています。
サムライトルーパーの5人は、
「烈火のリョウ」
「金剛のシュウ」
「光輪のセイジ」
「天空のトウマ」
「水滸のシン」
で、個性豊かな戦いが繰り広げられます。
- 原作: 矢立肇
- 監督: 池田成・浜津守
- キャラクターデザイン: 塩山紀生
- 鎧デザイン: 岡本英郎
- 音楽: 戸塚修
- 制作: 名古屋テレビ/東急エージェンシー/サンライズ
- 放送局: 名古屋テレビ(制作)/テレビ朝日
主要キャラクター
烈火のリョウ(真田 遼)

真田忍軍の子孫。正義感が強く、命をかけて仲間を守る熱血漢。白炎と幼少期からの交流があり、繊細な一面も持つ
鎧・属性:赤い「烈火」の鎧(火・仁)
武器・技:二刀流の「烈火剣」。後に「剛烈剣」を使い、「双炎斬」から「超弾動閃煌斬」へと進化
誕生日/血液型:1973年8月15日/O型
出身地:山梨県(真田忍軍の末裔・富士山ゆかり)
声優:草尾毅
金剛のシュウ(秀麗黄)

隋の時代に日本に来た武術家の子孫。陽気で無邪気、子供好き。柔道・功夫の実力者で、時に天然さも
鎧・属性:橙色の「金剛」(地・義)
武器・技:三節棍「金剛杖」、複数の武器としても使用。「岩鉄砕」「超弾動岩鉄砕」
誕生日/血液型:1973年9月1日/O型
出身地:神奈川県(隋からの華僑の末裔)
声優:西村智博
光輪のセイジ(伊達 征士)

仙台の名将・伊達政宗直系の子孫。剣の道を究める武士気質。潔癖で正義感が強く、弱き者を守る意志を持つ
鎧・属性:緑の「光輪」(光・礼)
武器・技:「光輪剣」。分解可能で多用途。「雷光斬」「超弾動雷光斬」
誕生日/血液型:1973年6月9日/B型
出身地:宮城県(伊達政宗の直系)
声優:中村大樹
天空のトウマ(羽柴 当麻)

太閤関白家の子孫。IQ250の天才児。冷静かつ論理的だが、天然ボケで甘党。仲間思いの優しい一面も
鎧・属性:藍色の「天空」(空・智)
誕生日/血液型:1973年10月10日/AB型
出身地:大阪府(太閤関白家の血筋)
武器・技:「翔破弓」。通常は弓、緊急時には剣としても使用。「真空波」「超弾動真空波」
声優:竹村拓
水滸のシン(毛利 伸)

毛利水軍で有名な毛利元就の末裔。穏やかで包容力のある兄貴肌。海と自然を愛し、負けず嫌いなチャレンジ精神も
鎧・属性:水色の「水滸」(水・信)
武器・技:三叉槍「二条槍」に「超流破」。背中に小刀・手甲爪も装備
誕生日/血液型:1973年3月14日/A型
出身地:山口県(毛利元就の末裔)
声優:佐々木望
OVA作品やコミカライズ展開もあり、ファンを拡大。玩具メーカーから派生したロボや武装玩具も当時の子どもたちの心を掴みました 。
どこで見られる?
調べたところ現時点では以下のコンテンツでも見られるようです。
- FOD
- 無料
- YouTube
- ¥220から
過去の放送事故
実はこの作品、放送当時に“放送事故”がありました。
1988年9月3日の放送で、第18話を予定していたのに、誤って1週前の第17話が再放送されるというミスが発生 。
当日は急遽、映像の最後にお詫びテロップが流され、翌週・第18話がOP前にアナウンス付きで放送される対応が取られています。
その影響でシリーズ構成が変更され、全話数が当初予定の40話から39話に縮小されました 。
子ども向けアニメでの重大な放送ミスとして、当時の視聴者の記憶にも深く刻まれた事件でした。
光輪のセイジ役、声優・中村大樹さんの事件
『鎧伝』では光輪のセイジ役を務めた人気声優中村大樹(なかむら だいき)さんですが、2024年3月21日、所属の81プロデュースと契約解除となりました 。
事件の概要: 中村氏は自身が運営する声優育成の私塾「夢工房」において、パワハラ・セクハラ・金銭トラブルがあったとされ、所属事務所より「概ね事実」と認定され、契約解除の運びとなりました 。
代表作として:
『鎧伝サムライトルーパー』伊達征士/光輪のセイジ
『クレヨンしんちゃん』川口など多数
『勇者シリーズ』や『ポケットモンスター』など長期間活躍 。
Yahoo!知恵袋などでも「復帰は難しい」との厳しい見方が示されていました 。関係各所が処理を進める中、現時点では公式復帰の見通しは立っていません。
まとめ:続編が呼ぶ“新たな伝説”と、過去の印象
『鎧真伝サムライトルーパー』はリメイクではなく、正統なる“続編”として、2026年1月より新生。
過去に放送事故やキャストの不祥事があったものの、当時のファンにとっては“思い出深い作品”。
今回の続編はその懐かしさを引き継ぎながら、新たなクリエイター陣と出演者によって、現代の視点から再構築される期待作。
放送事故や中村さんの事件も含め、当時の“光と影”があるからこそ、次世代への引き継ぎがより重厚なものになるのではないでしょうか。
果たして新シリーズはどこまでオリジナルの世界観を発展させ、どのようにファンの心を再び掴むのか。2026年の放送スタート、ますます楽しみですね!
コメント